端午の節句(アート)

3月レッスン(アートフラワー)

5月5日端午の節句に飾られる花といえば花菖蒲です。

残念ながらプリザーブフラワーには花菖蒲は無いので、今月はアートフラワーを使ってフレーム作品です。

青色の「水引き」で水の流れを表現。

生徒の皆さんには気分は尾形光琳! 燕子花図(かきつばたず)ならぬ菖蒲図を目指して!と、はっぱをかけました。

皆さん色々と工夫されて、躍動感のある水の流れに菖蒲が相まって、それぞれ素晴らしい菖蒲図が出来ました。


*葉菖蒲は古来より葉に香りがあり邪気を払うとされていた植物で端午の節句に用いられていました。薬草としてリラックス効果、血行促進作用があり、お風呂に浮かべて菖蒲湯に使われます。

花を楽しむ花菖蒲は端午の節句の頃(旧暦5月頃、現在の6月頃)が開花時期の植物。

長く続いた武家社会の中で、男の子の健やかな成長を願う端午の節句に、武勇を重んじ尊ぶ事を意味する言葉「尚武」(しょうぶ )と同じ音読のお花「菖蒲」がより定着し飾られるようになりました。

葉菖蒲と花菖蒲とわざわざ分けて説明したのは…

薬草湯に使われる葉に香りのある葉菖蒲はサトイモ科の植物、

花を楽しむ花菖蒲はアヤメ科の植物、実は全く違う植物なのです!

マユ・フラワーデザインスクール

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